2010年12月9日木曜日

牌理


現代麻雀技術論より抜粋。
面前での牌理をスクラップ。

対子
①么九牌
②2,8
③3,7

・対子2組
辺張<①+①<外嵌張<①+②<内嵌張<②+②=①+③
常に辺張は落とす。

・対子3組
2枚切れ愚形搭子<①<②<③

・対子4組
愚形搭子<①<②<③

複合対子
334 = 344 > 455 > 445 > 233 = 223
強いほうから1枚外す。

・対子2組
愚形含みの方を雀頭固定。
共に両面搭子の場合は両面受けを残したいほうを残してもう一方を頭固定。

・対子3組
①複合搭子1組
複合搭子を単独搭子に固定。

②複合搭子2組
両面対子を両面固定。
両面変化が多い愚形複合搭子を単独搭子に固定。
単独対子が両面に変化しやすく、複合搭子の両面変化が乏しい場合は三対子系を維持。

③複合搭子3組
両面変化に乏しい複合搭子を頭固定。
両面対子が1つならそこを両面固定。
両面対子2つなら愚形含みを頭固定。
両嵌と両面対子となら両面対子を両面固定。
両面変化しやすい嵌張対子を嵌張固定。

鳴ける場合、対子>嵌張

複合塔子の発展形
愚形含みの発展形と愚形含みの基本形と比較し、ロスが同等であれば、二対子からは基本形を頭固定。三対子からは発展形から対子を1枚落とす。

フリテン搭子
良形フリテン搭子>愚形搭子

辺張
1224 < 1 < 1246 < 1244 < 1245 < 3
面子化のフォローがあれば孤立3より先に落とす。
< 1255 < 1256 < 1266 < 1267 < 12
弱いフォローがあれば他の辺張より先に落とす。
< 12567 < 12456 < 11223
面子くっつき、一盃口含みは残す。

外嵌張
1 < 1346 < 1344 < 1124 < 1335 < 1334 < 3
面子化のフォローがあれば孤立3より先に落とす。
< 1356 < 1366 < 1367 < 1355(頭あり) <13
変化へのフォローがあれば他の外嵌張より先に落とす。
< 13678 < 1355(ヘッドレス) < 11233 < 13345 < 12234 < 22344
面子くっつき、対子くっつきは残す。
< 13567 < 内嵌張 < 13456
良形。

内嵌張
3 < 3566 < 3557 < 3556 < 辺張 < 外嵌張 < 3578 < 35
受け入れにフォローがあるか否か。
< 12346 < 23446 < 2235(ヘッドレス) < 33455 < 35678
良形。

両面塔子
辺張 < 外嵌張 < 2245778(ヘッドレス) < 3445667 < 4455 < 両嵌
< 3467 < 3356(ヘッドレス) < 34
< 12233 < 12334 < 22334 < 12345 < 23345 < 23456
良形。

飛び対子
例:2244
対子3組の場合、優先的に外す。
ここから一面子なら打2、一面子一雀頭なら打4。

四対子の場合は残す。

孤立19牌
147 < 144 < 14 < 146 < 客風牌
スジ牌は不要。
< 145 < 124 < 1224 < 157 < 156 < 134(頭あり) < 1
他塔子のフォローがあるか否か。
< 134(ヘッドレス) < 1123 < 1567 < 1456 < 14556 < 孤立役牌
< 15 < 1346 < 2
面子くっつき、変化にフォローがない場合は残す。
< 13468 < 1345
良形。

孤立28牌
245 < 257 < 2457 < 255 < 258 < 25 < 孤立役牌
両面塔子くっつき、スジ牌は不要。
< 268 < 2579 < 267 < 2
他塔子のフォローがあるか否か。
< 24579 < 2678 < 2567 < 25667 < 2456 < 2234 < 26 < 3
面子とのコンボがあるか否か。

孤立3~7牌
23578 < 2 < 356 < 368 < 336 < 114 < 36 < 377 < 379 < 378 < 3
他塔子のフォローがあるか否か。
< 1233 < 3678 < 36778 < 1234 < 37 < 2344 < 3567 < 3345
面子くっつき、スジは残す。
< 3445 < 2345 < 3456 < 両嵌・嵌張対子
< 334566(ヘッドレス) < 1234567 < 2345678
良形。

塔子落とし
例:3357
平和形なら両嵌、そうでないなら両面変化の多い方。
仕掛けが利くときは嵌張対子。

例:2445667
平和形なら打4、そうでないなら一盃口含みで打2。
仕掛けが利くときは打2。

ドラ
ドラ二度受け両面搭子>通常両面搭子
両面搭子>ドラ含み愚形搭子>その他の愚形搭子

・一向聴
①孤立37牌
ドラを切って2,600点未満の手なら4連形より上、5,200点以上の手なら下、中間なら同程度
②孤立28牌
ドラを切って5,200点以上ならドラ切り

シャンテン戻し
①シャンテンに取ると愚形安手確定(濃厚)
②より良い1シャンテンに復帰する牌が豊富
③序盤(6巡目以内)である

断么九が確定する場合。

・優良孤立牌(4連形、中膨れ)×2
・優良孤立牌+打点増加孤立牌型(手役絡みの牌、ドラ)
・打点増加孤立牌×2(搭子等を一つ落とせば全体役を確定させられる場合)

ヘッドレスか面子・搭子から雀頭を作るか
暗刻、連続形があればヘッドレス。但し12233を除く。
連続形が存在しない場合は河次第。
役ありの場合は面子固定有利。

多面張を含む場合

くっつき形
・三面連続形+二面連続形+両面対子 ⇒雀頭を固定せずに連続形に手をかける。
・連続形+単独孤立牌+両面対子 ⇒単独孤立牌を切るのが有利。
・二面連続形×2+両面対子 ⇒雀頭固定有利。両面対子がカンチャン対子やペンチャン対子なら雀頭固定有利。

その他
11種以上の場合は流さずに国士狙い。
良形1シャンテンなら残り16枚程度、愚形であれば20枚程度から形式聴牌狙い。

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